JOURNAL

■ Knit brooch

【 ニットブローチができるまで 】

趣味が編み物となって4年目に入りました。

2019年秋
もうこれ以上は肩こりがひどくなるような事は増やさないぞ!と最初は編み物の世界に足を踏み入れることに抵抗していたのですが、松本のようさん工房で開かれていた順先生の展示会で軽くて柔らかな手編みのニットを羽織ってしまったその時から、ずっと手編みのニットに夢中なっています。

私は気に入った形のシンプルなセーターを、グッときた糸で編めるようになりたいと同じパターンを繰り返して編むスタイルで、今のところの目論みは自分の編んだ物を着て日々を過ごしたいと思っています。
はじめは形になればいいと完成度が低かったセーターも、何着目かには自分の好きなサイズ感やちょっとしたアイデアも取り入れたりして、徐々にその時の気持ちに合うセーターが編めるようにってきました。

寒い冬には、出来上がったセーターを着ると気分が上がるのも魅力です。

前置きがうんと長くなりましたが、sariraでもニットにまつわるモノがつくりたいなって思いが強くあります。

当初考えていたのはもう少し幅が広いストールピンでしたが試作を重ねて小ぶりな方が可愛くできたので、ニット用のブローチのようにお使いいただけるニットブローチをつくりました。

ニットに映えるグリーンとブラウンがかったオレンジのクォーツ付きと曲線がおもしろいシンプルな真鍮のみのものです。

寒い季節、気軽にたのしんでいただけるよう手に取っていただきやすいプライスにしました。

冬の装いに、ほんのちょっとのウキウキをプラスしていただけたらなと思います。

皆さま
佳き冬をお過ごしください。

2023年1月8日
sarira